兵庫県(そばめし県)の県名とその他の地名の由来

兵庫県

天智天皇時代にできた武器の倉庫を意味した。
現在の神戸港の西部にあたる古来の港を、兵庫と呼んでいました。古代の務む古こ水門、武庫、大輪田泊は『平家物語』をはじめとして、「兵庫島」と呼ばれ、現在の兵庫県という県名はこれに由来しています。

 

「兵庫」とは実は武器庫のことで、武器は「兵(つわもの)」ともいうため、武器庫は「兵庫(つわものぐら)」といっていたのだそうです。飛鳥時代、唐や新羅との戦いに備えるために造られた武器庫の一つがこの地にあり、それがいつの間にか地名として残ったという説も有力と言われています。

 

三宮

わかりやすい? わかりにくい?「ノ」の有る無しはなんのため。
西日本を代表し、兵庫県神戸の最大の繁華街である「さんのみや」。一大ターミナルステーションであるここを初めて訪れた方は、きっと駅名の表記に「ん?」と少し違和感を覚えるかも知れません。JRだけが「三ノ宮」、私鉄・市営地下鉄などは「三宮」と実は駅名の表記が統一されていないのです。

 

これはなぜかといえば、JRの駅が最初にできたとき、地名の読み違いがないように等の理由から「ノ」を入れた表記にし、その後にできた駅が、JRと区別をするために「三宮」としたためです。

 

ちなみに、駅名の元になった地名は「三宮神社」に由来しているため、当然「三宮」と書きます。

 

宝塚

シアワセ求めた人々が今も昔も集まる土地。
宝塚という地名を聞くとやはり誰もが「宝塚歌劇団」を想像するであろうほど有名なこの場所。現在ここで「宝」といえば歌や踊りとそれにまつわる才能のことでしょうが、かつてはそのまま「宝」が埋まっていたそうです。

 

古来、このあたりには古墳=塚が多く、1701年、岡田渓志という人物が編さんした『摂陽群談』という地方歴史書に「この塚のそばで物を拾う者に必ず幸せがある、そのために宝塚という名がついた」と紹介しています。

 

古くは縄文時代の昔から、そして現在まで、宝塚という土地は対象はちがえどシアワセを求めた人が集まってくる場所ということなのでしょう。